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フラット35とは?金利・メリット・デメリットをわかりやすく解説【YK HOME】

2026-02-26

住宅ローンを検討し始めると、必ずといっていいほど目にするのが「フラット35」です。

「固定金利で安心そう」「でも、やめたほうがいいという声も見かける」など、良い印象と不安が入り混じっている方も多いのではないでしょうか。

フラット35は、住宅ローンの中でも制度的な背景を持つ少し特殊なローンです。仕組みを正しく理解しないまま選んでしまうと、「自分たちの家づくりには合っていなかった」と感じてしまうケースもあります。

この記事では、フラット35の基本からメリット・デメリット、審査や借り換え、注文住宅との関係までを整理し、後悔しない住宅ローン選びのための判断材料をわかりやすく解説します。

フラット35とは?まずは基本をわかりやすく

フラット35とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が連携して提供する長期固定金利型の住宅ローンです。最大の特徴は、**借入時に決定した金利が完済まで変わらない「全期間固定金利」**である点です。

フラット35の概要

フラット35は、新築住宅の建築・購入、中古住宅の取得に利用でき、最長35年まで借り入れが可能です。金融機関が融資を行い、その債権を住宅金融支援機構が引き受けることで、長期固定金利を実現しています。

そのため、金融機関単独の商品とは異なり、制度としての安定性が特徴です。

民間住宅ローンとの違い

民間住宅ローンでは、変動金利や固定期間選択型が一般的です。これらは金利が低く見える反面、将来の金利上昇リスクを抱えることになります。

一方、フラット35は「返済額が変わらない」という分かりやすさがあり、将来の見通しを立てやすい点が大きな違いです。

なぜ多くの人が検討するのか

住宅ローンは数十年にわたる契約です。特に共働き世帯や子育て世代では、「将来の支出が読めないこと」への不安が大きく、金利変動リスクを避けたいという理由からフラット35を検討する人が増えています。

フラット35の金利の仕組み

フラット35を理解するうえで欠かせないのが、金利の仕組みです。単に「固定金利」という言葉だけで判断せず、その特徴を整理しておくことが重要です。

全期間固定金利とは

全期間固定金利とは、借入時に決まった金利が返済終了まで変わらない仕組みです。経済状況や金融政策が変わっても、毎月の返済額が変動しないため、家計管理がしやすくなります。

返済額が変わらない安心感

返済額が一定であることで、教育費・車の買い替え・老後資金など、将来のライフイベントと住宅ローンを同時に考えやすくなります。

「もし金利が上がったらどうしよう」という不安を抱えずに済む点は、精神的な安心感にもつながります。

変動金利と比較したときの考え方

変動金利は当初の金利が低く、支払い開始直後の負担が軽い反面、将来的な金利上昇リスクがあります。

フラット35は「安心をお金で買う」ローンとも言われ、どちらが正解かではなく、価値観の違いとして比較することが大切です。

フラット35のメリット

将来の返済計画が立てやすい

完済まで返済額が変わらないため、長期的な家計シミュレーションがしやすくなります。転職や収入変動があった場合でも、返済額自体が増える心配がありません。

金利上昇リスクを避けられる

金利が上昇局面に入った場合でも影響を受けないため、将来の経済情勢に左右されにくい点は大きなメリットです。

特に35年という長期間で考えると、この安心感を重視する人も少なくありません。

ライフプランと組み合わせて考えやすい

住宅ローンを「家計の固定費」として捉えやすく、教育費や老後資金とバランスを取りながら計画を立てられます。

フラット35のデメリット

変動金利より金利が高くなる可能性

一般的に、変動金利と比べるとフラット35の金利は高めです。短期的な総支払額だけを見ると、割高に感じることがあります。

団体信用生命保険が任意である点

民間ローンでは団体信用生命保険が金利に含まれているケースが多いですが、フラット35では別途加入が必要な場合があります。ここを理解せずに比較すると、誤解が生じやすいポイントです。

物件や条件に制約がある場合

住宅性能や仕様に関する基準があり、すべての住宅が対象になるわけではありません。注文住宅では設計段階から確認が必要です。

「フラット35はやめたほうがいい」と言われる理由

なぜ否定的な意見が出るのか

否定的な意見の多くは、「変動金利より高い」「総返済額が増える」といった表面的な比較によるものです。

しかし、それは金利変動リスクをどう捉えるかという価値観の違いでもあります。

フラット35が向いていない人の特徴

短期間で売却や借り換えを前提としている人、返済期間が短い人にとっては、メリットを活かしにくい場合があります。

後悔しないための判断ポイント

「損か得か」だけでなく、「安心して返済を続けられるか」という視点で判断することが重要です。

フラット35の審査で見られるポイント

年収・返済比率の考え方

年収に対する返済負担率が審査の重要なポイントになります。無理のない返済計画であるかが重視されます。

物件に関する基準

フラット35では、耐久性や性能に関する基準を満たす必要があり、住宅の質も審査対象になります。

注文住宅で注意したい点

建築途中での手続きや書類準備が必要になるため、スケジュール管理が重要です。

フラット35は借り換えできる?

借り換えの基本的な考え方

フラット35から別の住宅ローンへ借り換えることは可能ですが、金利差だけで判断するのは危険です。

借り換え時に注意すべきポイント

諸費用や手数料を含めた総支払額で比較し、本当にメリットがあるかを確認する必要があります。

注文住宅とフラット35の関係

建築スケジュールとローン手続き

注文住宅では、土地取得から完成まで複数の支払いタイミングがあり、ローン手続きも段階的になります。

工務店との連携が重要な理由

フラット35は書類や手続きが多いため、工務店と金融機関の連携がスムーズであることが重要です。

設計・性能と住宅ローンの関係

住宅性能がローン選択に影響するケースもあるため、設計と資金計画は切り離さずに考える必要があります。

YK HOMEが大切にしている住宅ローンの考え方

建築家とつくる家だからこその資金計画

YK HOMEでは、建築家とつくる家づくりを前提に、デザイン・性能・資金計画を一体で考えます。

間取りやデザインだけでなく、無理のない返済計画まで含めて住まいを提案する姿勢を大切にしています。

住宅ローンは「家づくりの一部」という考え方

住宅ローンは単なる支払い手段ではなく、暮らしの質を左右する重要な要素です。

だからこそ、家づくりの初期段階から丁寧に説明し、納得したうえで選択してもらうことを重視しています。

長期保証・定期点検がある家づくりの安心感

長く住み続けることを前提とした家づくりと、長期的な返済計画は相性が良く、将来への安心感につながります。

まとめ|フラット35を正しく理解して後悔しない選択を

フラット35は「人によって向き不向きがある」

フラット35は万能ではありませんが、将来の安心を重視する人にとっては有力な選択肢です。

制度理解と相談相手が家づくりの満足度を左右する

住宅ローンは制度理解と、信頼できる相談相手があることで後悔を減らせます。

家づくりと一緒に、納得できるローン選びを進めていきましょう。