「暮らしのお役立ち情報」

HOME > 暮らしの「お役立ち情報」 > #026 住宅購入前に知っておきたい地震対策とは

#026 住宅購入前に知っておきたい地震対策とは

2025-03-09

\耐震・制震・免震はどれがいい?/

 

耐震構造・制震構造・免震構造の違いをご存知ですか?🏡

住宅購入前に知っておきたい地震対策をご紹介いたします!

 

 

①耐震構造

 

 

②制振構造

 

 

③免震構造

 

まとめ

 

住宅購入前に知っておきたい地震対策について、建物構造から日常生活まで幅広く整理します。購入前に確認しておくと安心です。

1. 建物の構造・耐震性の確認

地震対策で最も重要なのは住宅自体の耐震性です。

  • 耐震等級

    • 等級1:建築基準法レベル(最低基準)

    • 等級2:等級1の1.25倍の耐震性能

    • 等級3:等級1の1.5倍の耐震性能(公的な基準で最高)

      → 長期優良住宅や地震保険割引の対象になることも。

  • 構造の種類

    • 木造軸組工法:柔軟性があり、軽量。耐震補強が重要。

    • 鉄筋コンクリート造(RC):重量はあるが倒壊リスクは低い。

    • 鉄骨造:軽量かつ強度あり。地震の揺れはやや大きいことも。

  • 制震・免震技術

    • 免震:建物と地面を分離して揺れを吸収

    • 制震:ダンパーで揺れを軽減

      → 予算が許せばチェックしたいポイント。


2. 立地・土地の安全性

  • 地盤の強さ

    • 地盤調査(ボーリング調査)の有無を確認

    • 軟弱地盤の場合、地盤改良費が追加されることも

  • 液状化の可能性

    • 埋立地や河川沿いは要注意

    • ハザードマップで確認可能

  • 斜面や崖の近く

    • 土砂災害リスクも考慮


3. 間取り・家具配置の工夫

  • 耐震設計の間取り

    • 壁のバランスを意識(偏った壁配置は揺れやすい)

  • 家具・家電の固定

    • 大型家具は壁に固定

    • TVや冷蔵庫も転倒防止器具を使用

  • 避難経路の確保

    • 部屋の扉や廊下が塞がれないよう計画


4. 防災設備・備蓄

  • 耐震補強付き窓や扉(地震で割れにくいガラスなど)

  • 非常用電源・照明(懐中電灯・蓄電池)

  • 水・食料・簡易トイレの備蓄

  • ガス・電気の緊急遮断装置


5. 保険・補助制度の活用

  • 地震保険

    • 火災保険に付帯して加入

    • 住宅ローン控除や税制優遇の対象になる場合も

  • 耐震補強補助金

    • 自治体によっては中古住宅の耐震改修補助がある


まとめ

住宅購入前に確認すべき地震対策は、

  1. 建物自体の耐震等級や構造

  2. 土地・地盤の安全性

  3. 家の間取り・家具の配置

  4. 防災設備や備蓄

  5. 保険・補助制度の活用

これらを総合的にチェックすると、安心して長く住める家を選べます。

おそらく一生で一番高いお買い物となるでしょう。

耐震等級3の家を購入し、安心・安全を買いたいものですね。

 

📧お問い合わせは、うきは市(久留米市・朝倉市)の工務店/やりみず建設🏠✨までどうぞ!